1.基本的な考え方
優待父さんは、REITも10%組み込むことを目指しています。基本的には高利回りの海外債権と同様の位置付けで、配当をベースにリバランスでも収益をあげたいと考えています。銘柄はIYR(米国)とIFGL(米国以外)の2銘柄に絞って、ドル・コスト法で購入しています。JREITは法人税が実質免除されており、利回りも良いのですが、震災のリスクなどが気になるため、以前、チャートから安いと思った時に若干購入した分のみ保有し、定期購入はしていません。
2.銘柄選択について
優待父さんが購入している、IYR(米国)とIFGL(米国以外)の直近5年のチャートでは、IYRは上昇傾向ですが、IFGLには明確なトレンドはないようです。特徴としては、IYRが0~30%、IFGLも-10~10%で振れており、比較した高利回りETFよりも値動きが大きい結果となっています。優待父さんとしては、価格の下落は心理的にはつらいのですが、新規に購入する分については高利回りのお買い得商品と捉えており、大切なのは下がった時に追加購入できるメンタルと資金だと考えています。
3.豪州REIT
実はIFGLは米国以外ということで、約1/4が日本関連となっています。従って、震災が発生した場合には、当然、IFGLもその分の影響を受けることになります。優待父さんの目標ポートフォリオの弱点は海外通貨がドル一辺倒のため、円・ドルのレートの変動がそのまま効いてくることです。このため、通貨分散という観点から、資源国であり政情が安定しているオーストラリア関連の金融商品である豪州REITに着目しています。現在の利回りは3.66%で、悪いというわけではないのですが、直近10年の最安値から2倍近くになっていると買いづらいですね。(2019年1月時点)