NISAの海外債券ETFを一部売却しました。

優待父さんは海外債券ETFとしてAGG、LQD、PFF、HYG、EMBを保有していますが、NISA口座で購入していたLQDを5月に売却しました。これにより、保有するLQDはすべて特定口座になりました。

売却状況

手数料も含めて損失は出したくないものの、売却できなければ意味がないという消極的なスタンスで損益丁度の指値をいれていたところ、5月末に約定しました。手数料が約定金額の0.45%で約11ドルなので、収支トントンですが、購入時と今後の再購入時の手数料を考えると赤字です。

銘柄 株数 購入単価 約定単価 損益 口座
LQD 20 $119.56 $120.16 $12 NISA
LQD 206 $118.18 特定

NISAの非課税効果

2014年8月から2019年5月までの約5年間、LQD20株をNISA口座で保有していたことによる▲20%の非課税効果を簡単に試算したところ、$84.96でした。NISA口座は国内所得税と住民税の控除ですが、特定口座で外国税額控除を行ったとすると▲10%の効果に低下し$42.48となるものの、購入時と再購入時の手数料合計$22に対してもギリギリ黒字の結果になりました。

 118(平均価格/株)×20(株)×0.036(分配利回り/年)×5(年)×20%=$84.96

配当金合計(5年) 外国所得税 国内所得税 住民税
$424.8 課税(10%) 非課税(15.315%) 非課税(5%)
NISAのデメリット

NISAのデメリットは損失の持ち越しができないことで、今回のLQDが仮に$110で課税口座に移り、損益ゼロの$120まで戻った時に売却した場合、課税口座に移った時点の金額が取得価格とみなされ、$10/株の含み益となるため、税率20%として20株で$40の税金がかかります。金額的には許容できるのですが、メンタル的に損失は苦痛なので相場が戻って良かったです。

優待父さんのNISA口座の債券ETFではPFFが金額的に大きいのですが、こちらもLQDとともに2019年にロールオーバーしており、2024年までに価格が戻ってきてくれればと願っています。

海外債券ETFの配当を集計しました。
優待父さんは海外債券ETFとして、AGG、LQD、PFF、HYG、EMBを保有しいます。今回は2019年1月~4月の集計ですが、昨年12月に2回配当があり、今年の1月は配当がありませんでした。従って、実質的には2月~4月の集計となり、この実績から年間配当を推計すると全体では税引後で3.4%の利回りとなりました。

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